爪のメンテ 目指せえれくト~ン。

フィンガースタイルのギター弾きに必須の
爪のメンテについて自分のやりかたを書いてみます。

以前は爪切りでパチパチやっていて
爪の繊維が毛羽立つ感じでどうも良くないなと
新潟県三条市の諏訪田製作所のニッパ式のものを入手しました。
これは世界中のネイル屋さんが使うという手作りの優れもの。
パチパチではなくサクサクと切れて非常に素晴らしい。
日本刀の技術がここにも継承されているように感じます。
爪のメンテ 目指せえれくト~ン。_a0334793_01324752.jpg
爪が伸びすぎた時は爪切りでサクサクやりますが
普段は爪やすり使用です。
ツアーに出る時は100均で買った赤ちゃん用の爪はさみです。
案外いいですよこれも、荷物軽くなるしハナゲも切れるし笑。
爪のメンテ 目指せえれくト~ン。_a0334793_02460771.jpg
爪のメンテ 目指せえれくト~ン。_a0334793_01324847.jpg
左2つはドイツヘンケルスの爪やすり、これも大変優れています。
左のものは伸び過ぎた爪を一気に大まかに削れます。
爪切りを使うよりも成型の方向で時短作業が出来るので気に入っています。
ピンクのものはもともと持ち手と鞘がありましたが
踏んで折れてしまいやすり本体のみです。
粗い面と細かい面がありプラモデルのバリを落とす感じで
断面の面取りをしてゆきます。
最後に細かい紙やすりと革で弦に触れる部分をツルツルに仕上げます。
女性用のネイルキットに入っていたこの革は19歳からのお付き合いです。
パンストをはいた女性の太ももを爪を立ててサーと撫でて
引っ掛かりが無ければOKです。。。
無理なら自分でパンスト履いてチェックしてみるのも良いでしょう笑。

ギター界御用達である緑のアロンアルファ「釣り名人」は
以前爪の先の部分だけ塗ったりしていましたが、
どうも爪の「しなり」が失われる感じがして
爪に縦のヒビが入った時に留めのしのぎとして使うくらいです。

余談ですが伊勢志摩にパルケエスパーニャという施設があり、
仕事で来ているスペイン人ギタリスト達が
どんどん箱買いして本国に送っているということ。
その名も「ハポンアルファ」と呼ばれているそうです笑。

今日の爪はこんな感じ
爪のメンテ 目指せえれくト~ン。_a0334793_02460697.jpg
爪の長さや形状、カーヴの付け方は一概にこれというものはありませんが
まずは手元で良いトーンを作ることです。
私はこれを「手フェクター」と呼んでいます。
みんなで男も濡れる「えれくト~ン」を目指しましょう笑。

フェイスブック(お気軽に!基本承認します)
https://www.facebook.com/KazumichiTakeuchi

ツイッター(お気軽に!基本フォロー返します)
https://twitter.com/ichirogtp

ホームページ 「Ichiro Takeuchi Online」
http://mrgtr.web.fc2.com/

<お知らせ>
ライブ情報
http://ichiroblog.exblog.jp/21489821/

ギター塾
http://ichiroblog.exblog.jp/21494388/

CDアルバム「竹内いちろ/Takeuchi Ichiro」
http://ichiroblog.exblog.jp/21344439/


by ichirogtp | 2015-08-07 03:06 | 楽器 | Trackback | Comments(0)