プロの矜持、舞台を降りるのか残るのか

ギタリストの指が攣り曲は止まり
懸命に伸ばすも収まる気配もなく
客席は一気に静まり返り皆が固唾をのみながら見守る。
私も経験があるのでその気持ちは大いにわかる。
しかし何があろうとも舞台の上は
あくまでその人の支配する場であり
外野が一切手を出すところではない。
ただただ祈るように見守るしかない時間が過ぎてゆく。
攣りも収まり曲を変えて一気に終演へ。
客席全員が祈るように聴いていたのではないだろうか。
そして遠慮気味のアンコールの拍手に
「まだやらすんかおのれら」と笑いながら私とのセッションともう一曲ソロで終演。
矜持ともいうべき先輩ギタリストの姿勢に震えました。
後進に伝えることはこういう姿勢なのかもしれません。

この方をはじめて観たのはもう40年程前の
京都のとあるコンサートで見たバッキングプレイ。
高校1年生の自分はそのかっこいいバッキングプレイに
おおいに魅了されてフレーズをコピーしたものでした。

まあいつもながら大酒飲み振りを発揮して
ベロンベロンで沢山話して
帰宅4時といういつものパターンでしたが
あれこれと押し付けることも全くなく
ライブ姿勢と飲みっぷりで背中を見せつけてくれる
岡崎倫典さんでした。
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<岡崎倫典> http://www.rynten.com/

次のライブは
・11月29日(火)
名古屋/今池 Valentine Drive
加藤政彦・竹内いちろ

・12月2日(金)主催
三重/四日市 久茂
伊藤賢一 生音ライブ

・12月9日(金)
三重/四日市 BAR EAST
ソロライブ

・12月10日(土)
京都/宇治 Bar海人
生音ソロライブ

・12月11日(日)
奈良/ならまち ごはんカフェ にこちゃん堂
生音ソロライブ

ライブ予定
詳細
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Real Acoustic Guitar Live 自宅ライブ予定
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by ichirogtp | 2016-11-27 07:31 | ライブ | Trackback | Comments(0)